KIJOU ROKKAKU

1/2COLUMBUS 六角 鬼丈

茶碗に比べてカップの手がけが、どうにも気になって仕方がない。どうしてもとってつけた感から逃れられない。陶器は元々土だから柔らい。だから凹まして形のシルエットに入れ込んでしまいたい。最初は半球体と半楕円体の2つのカップが上下に重なるタマゴの殻のようになり、タマゴの底をコツンと割って立てた「コロンブスの卵」のイメージが浮かぶ。今回、半球体の方だけつくられたから、2個合わせると丸くなって、中から地球の音でも聴こえてくるといいと思う。